今日の株式見通し-軟調か FOMCの結果発表を前に米国株は下落

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は79ドル安の32653ドルで取引を終えた。上昇して始まったものの、FOMCの結果発表を前に上値が重くマイナス転換。アマゾンやアルファベットなど主力グロース株の一角が大きな下げとなった。ドル円は足元148円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて100円安の27590円、ドル建てが95円安の27595円で取引を終えた。

 FOMCの結果発表を前に米国株が下げており、日本株も連れ安の展開を予想する。東京市場はあすが休場で、買い手控えムードは強まりやすい。ただ、米国株はもっとも弱かったナスダックでも0.9%安。これまで何度もFOMC近辺で荒れ相場を経験したが、結果発表直前の動きは落ち着いていた。国内では引き続き決算発表が多く、注目度の高いソニーGはADRでは大きく上昇している。FOMCに対する警戒はくすぶりながらも、決算銘柄の売買は活況が見込まれる。指数は下げてもそこまで弱い動きにはならず、早々にこう着感が強まるだろう。日経平均の予想レンジは27500円-27750円
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