今日の株式見通し-軟調か 長期金利が上昇し米国株は上昇一服

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は128ドル安の32732ドルで取引を終えた。前日まで6日続伸していたこともあり、FOMCを前に利益確定売りが優勢。10年債利回りが上昇したことも重しとなり、マイナス圏での一進一退が続いた。ドル円は足元148円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と変わらずの27550円、ドル建てが5円高の27555円で取引を終えた。

 米国株は下げたとはいえ、地合いが悪化したといった雰囲気はなかった。CME225先物はほぼ横ばい圏からのスタートを示唆しており、米国株安はそこまでネガティブ視はされないだろう。とは言え、FOMCを前に米国の長期金利が上昇しており、上値は追いづらい。テクニカル面では75日線(27560円、10/31時点)が前日終値(27587円)近辺に位置しており、これより上では目先の利益を確定する売りも出てくると思われる。大きな下げにはならないとみるものの、米国同様にクールダウンの1日となり、マイナス圏で推移する時間が多いと予想する。日経平均の予想レンジは27400円-27650円
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