今日の株式見通し=堅調か 米国に利上げペース減速期待が浮上
東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は748ドル高の31082ドルで取引を終えた。FRBが11月のFOMCで、12月会合での利上げ減速について議論するとの観測をウォールストリート・ジャーナルが報じたことが、強い買いを誘った。3指数とも小安く始まったものの、すぐにプラス転換すると場中は上げ幅を広げ、高値圏で取引を終えた。為替市場では政府・日銀が円買い介入を実施したことが伝わっており、一時急速に円高が進行。ただ足元では149円台までドル買い円売り戻しの動き。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて205円高の27110円、ドル建てが200円高の27100円で取引を終えた。
観測とはいえ、FRBの利上げペース減速というのは、米株市場が待ちに待っていた話。次回11月のFOMCではまだ大幅利上げが続く可能性が高いが、利上げに対する過度な警戒が後退することは、押し目買い意欲を高める。介入でドル高が修正されたことも米国株の支援材料になるため、日本株もこの先の米国株の値動きが良くなるという期待から、買いが優勢になると予想する。本日引け後には日本電産の決算発表が予定されており、これを前にまだ様子見姿勢が強まりそうではある。それでも、売りを出しづらい地合いが醸成される可能性が高く、水準を切り上げて始まった後も強い基調が続くだろう。日経平均の予想レンジは27000円-27300円
観測とはいえ、FRBの利上げペース減速というのは、米株市場が待ちに待っていた話。次回11月のFOMCではまだ大幅利上げが続く可能性が高いが、利上げに対する過度な警戒が後退することは、押し目買い意欲を高める。介入でドル高が修正されたことも米国株の支援材料になるため、日本株もこの先の米国株の値動きが良くなるという期待から、買いが優勢になると予想する。本日引け後には日本電産の決算発表が予定されており、これを前にまだ様子見姿勢が強まりそうではある。それでも、売りを出しづらい地合いが醸成される可能性が高く、水準を切り上げて始まった後も強い基調が続くだろう。日経平均の予想レンジは27000円-27300円