今日の株式見通し-小動きか 米CPIの発表を前に方向感が出づらい
東京市場は小動きか。米国株は下落。ダウ平均は28ドル安の29210ドルで取引を終えた。大半の時間はプラス圏で推移したが、序盤と終盤が弱く、小幅な下落。S&P500とナスダックはプラス圏とマイナス圏を行き来して、これらも小幅な下落となった。本日発表される9月消費者物価指数(CPI)を前に様子見姿勢が強まる展開。なお、9月の生産者物価指数は市場予想を上回ったが、米10年債利回りは低下している。9月開催のFOMC議事録は、概ね市場の想定線と受け止められた。ドル円は足元146円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円安の26360円、ドル建てが35円安の26355円で取引を終えた。
米国株が3指数ともほぼ横ばいで終えており、日本株は前日同様、動きづらい展開を予想する。PPIやFOMC議事録が米国株を大きく売り込む材料とならなかった点は、下値不安を和らげる。とは言え、先週発表された9月雇用統計が強い内容で、PPIも市場予想を上回っており、CPIに対する警戒はくすぶる。売買手控えムードが強まり、早い時間に動意が乏しくなってこう着相場が続くことになるだろう。日経平均の予想レンジは26250円-26500円
米国株が3指数ともほぼ横ばいで終えており、日本株は前日同様、動きづらい展開を予想する。PPIやFOMC議事録が米国株を大きく売り込む材料とならなかった点は、下値不安を和らげる。とは言え、先週発表された9月雇用統計が強い内容で、PPIも市場予想を上回っており、CPIに対する警戒はくすぶる。売買手控えムードが強まり、早い時間に動意が乏しくなってこう着相場が続くことになるだろう。日経平均の予想レンジは26250円-26500円