今日の株式見通し-軟調か 米金利上昇によるナスダック安が重荷
東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は3ドル高の33852ドルで取引を終えた。ダウ平均はプラス圏とマイナス圏を行き来して小幅高、S&P500はマイナス圏での時間が長かったものの、終盤に値を戻して小幅安。ナスダックは安値圏で終了と、方向感に欠ける展開。長期金利が上昇したことがハイテク株には逆風となった。ドル円は足元138円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて70円安の27990円で取引を終えた。
プラスで終えたダウ平均もほぼ横ばいで、前日500ドル近く下げたことを踏まえると、堅調とも言えない。今は海外要因に神経質となる状況が続いており、さえない米国株を受けて上値の重い展開を予想する。きのうの東京市場では中国が16時からコロナ対応の会見を行うということで、後場には様子見ムードが強まったが、出てきた内容は高齢者へのワクチン接種強化。これで抗議行動を鎮静化できるとは考えづらい。ナスダックが弱かったことで主力のハイテク株が買いづらく、指数は28000円より上が重い状況が続くだろう。日経平均の予想レンジは27800円-28100円
プラスで終えたダウ平均もほぼ横ばいで、前日500ドル近く下げたことを踏まえると、堅調とも言えない。今は海外要因に神経質となる状況が続いており、さえない米国株を受けて上値の重い展開を予想する。きのうの東京市場では中国が16時からコロナ対応の会見を行うということで、後場には様子見ムードが強まったが、出てきた内容は高齢者へのワクチン接種強化。これで抗議行動を鎮静化できるとは考えづらい。ナスダックが弱かったことで主力のハイテク株が買いづらく、指数は28000円より上が重い状況が続くだろう。日経平均の予想レンジは27800円-28100円