米国債市場概況・30日 10年物国債利回り、3.87%に上昇
30日の米国債券相場で長期ゾーンは反落。表面利率4.125%の10年物国債利回りは前営業日比0.05%高い(価格は安い)3.87%で終えた。欧州中央銀行(ECB)による大幅利上げ継続が意識される中、欧州債相場が下落すると米国債にも売りが波及した。市場では「米国のインフレはピークアウトしたとみられるが、米連邦準備理事会(FRB)が来年も利上げを続けるとの見方は根強い」との声も聞かれた。なお、この日は短縮取引だった。
(中村)
(中村)