米国債市場概況・6日 10年物国債利回り、3.56%に低下
6日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅反発。表面利率4.125%の10年物国債利回りは前営業日比0.16%低い(価格は高い)3.56%で終えた。12月米雇用統計では賃金インフレの減速が確認されたほか、12月米ISM非製造業指数は予想を大きく下回り、好況と不況の分かれ目とされる50を割り込んだ。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め長期化への懸念が和らぎ、債券買いが優勢となった。
(中村)
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