ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、堅調

 9日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。2時時点では1.0758ドルと24時時点(1.0728ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが3.50%台まで低下幅を拡大したことを背景に買いの流れが継続。一時1.0761ドルと昨年6月以来の高値を更新した。なお、米金利低下の背景としては、ニューヨーク連銀が発表した1年後のインフレ期待が12月に5.0%と前回の5.2%から低下したことが挙げられるという。

 ドル円は弱含み。2時時点では131.58円と24時時点(131.88円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下が重しとなり、一時131.56円付近と欧州タイム以降の安値を付けた。

 ユーロ円は伸び悩み。2時時点では141.55円と24時時点(141.49円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇や米株高を支えに一時141.92円まで上昇したが、ドル円が下落した影響から次第に上値が重くなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:131.31円 - 132.66円
ユーロドル:1.0634ドル - 1.0761ドル
ユーロ円:140.17円 - 141.92円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。