欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上昇一服

 23日の欧州外国為替市場でドル円は上昇が一服。20時時点では130.03円と17時時点(130.12円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。130円台では戻り売り圧力も強いようで、129.62円前後まで押し戻された。ただ、時間外取引の米10年債利回りが3.497%まで上昇したこともあり、130円台へ持ち直した。

 ユーロ円も伸び悩む。20時時点では141.73円と、17時時点(142.01円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動きに連動してクロス円にも円買い戻しが入り、ユーロ円は一時141.26円前後まで下押し。ユーロドルのさえない推移も戻りを鈍らせた。

 ユーロドルはやや重い。20時時点では1.0899ドルと17時時点(1.0913ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。時間外取引の米10年債利回りが3.5%回復前まで上昇。1.09ドルを割り込むユーロ安・ドル高水準で推移する場面が目立った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.04円 - 130.32円
ユーロドル:1.0841ドル - 1.0927ドル
ユーロ円:140.47円 - 142.08円

(関口)
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