ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では129.84円と22時時点(130.43円)と比べて59銭程度のドル安水準だった。10-12月期米雇用コスト指数が前期比1.0%上昇と予想の1.1%上昇を下回ったことが伝わると、米長期金利の低下とともにドル売りが先行。1月米消費者信頼感指数が107.1と予想の109.0を下回ったことも相場の重しとなり、一時129.75円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.0847ドルと22時時点(1.0826ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。賃金の伸びを総合的に示す米雇用コスト指数の下振れで全般ドル売りが先行すると一時1.0864ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では140.84円と22時時点(141.21円)と比べて37銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出て一時140.80円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.75円 - 130.53円
ユーロドル:1.0802ドル - 1.0864ドル
ユーロ円:140.75円 - 141.65円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。