欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 7日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では132.01円と20時時点(131.96円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。昨日安値の131.52円手前で下値の堅さを確認すると買い戻しが進み、20時30分過ぎには132.24円付近まで反発した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を控えて積極的に上値を試す展開とはなっていないが、米長期金利の低下幅縮小などを支えに底堅く推移した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。22時時点では1.0705ドルと20時時点(1.0713ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。戻りの鈍い状況が続き、本日安値の1.0697ドルを再びうかがう場面も見られた。

 ユーロ円は22時時点では141.33円と20時時点(141.37円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。手掛かり材料難を欠くなか、141.40円台前後でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.70円 - 132.71円
ユーロドル:1.0697ドル - 1.0744ドル
ユーロ円:141.17円 - 142.34円

(岩間)
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