10日の主な要人発言(時間は日本時間)

10日10:02 黒田日銀総裁
「賃金上昇率は高まっていくものと見ている」
「足もとの4%のCPI上昇率、輸入物価要因がほとんど」

10日10:06 ロドリゲス・メキシコ中銀総裁
「CPIの減速は予想よりも時間がかかる」
「インフレは第4四半期にピークを迎えた」
「次回の利上げ幅はより小さくなると予想」

10日10:55 立憲民主党の安住・国会対策委員長
「日銀総裁人事案、14日に国会提示」
「国会聴取は24日を軸に調整」

10日10:59 自民党の高木氏
「日銀人事、14日11時の議院運営委員会理事会で内示」

10日11:25 鈴木財務相
「日銀国債購入が前提の財政運営が適切とは全く考えていない」
「日銀との共同声明見直しは、今の時点で話すのは時期尚早」
「共同声明の取り扱いは、次期総裁とも議論する必要がある」

10日13:03 日本銀行
「2月14日に5年物の共通担保資金供給オペレーションを実施」

10日14:20 雨宮日銀副総裁
「あくまで持続的・安定的な物価目標の実現を目指す」
「持続的・安定的な物価目標の達成には距離がある」
「YCCには副作用がある」
「イールドカーブの歪みが残っているが、改善に向かっている」
「基本的に現在の金融緩和を維持することが適当」
「現段階ではさらなるYCCの柔軟化が必要とは考えていない」
「ETF処理含めた出口戦略について議論するのは時期尚早」

10日18:21 植田和男・元日銀審議委員、次期日銀総裁の有力候補
「現在の日銀の金融政策は適切、緩和の継続が必要」

10日19:34 ロシア中銀
「今後数回の会合で利上げを検討する可能性がある」

10日21:39 ナビウリナ・ロシア中銀総裁
「利下げは今日議論されなかった」
「ロシアGDPは今年の半ばにプラスに転じるだろう」
「主要銀行に対する追加の資本注入の必要性は低下している」

10日23:14 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「さらなる利上げはインフレを目標に戻すのに寄与する」
「インフレへの取り組みは我々の最優先事項」
「インフレ率を2%の目標にタイムリーに戻すために、利上げ方針を維持」
「金融政策を引き締めることで、高インフレに対抗する必要がある」

11日02:53 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「FF金利が5%を超えてから利上げを一時停止」
「私の基本的なシナリオではリセッションはない」
「FF金利が5%をどの程度上回らなければならないかは不明」
「FRBは現在、0.50%の利上げを必要としていない」

※時間は日本時間


(中村)
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