米国債市場概況・13日 10年物国債利回り、3.70%に低下

 13日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.04%低い(価格は高い)3.70%で終えた。1月米消費者物価指数(CPI)の発表を明日に控える中、売りが先行。利回りは一時3.7531%前後と1月5日以来の高水準を付けた。ただ、ニューヨーク連銀の最新調査で3年後のインフレ期待が2年3カ月ぶりの低水準だったことが伝わると、買い戻しが優勢となった。

(中村)
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