米国債市場概況・7日 10年物国債利回り、横ばいの3.96%
7日の米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日と同じ3.96%で終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で、利上げペース加速や利上げ長期化の可能性を示唆すると債券売りが出た。ただ、積極的な金融引き締めが米景気に及ぼす影響が懸念されて、相対的に安全資産とされる長期債に買いが入ると相場は持ち直した。
米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時5.0190%前後と2007年6月以来の高水準を記録した。
(中村)
米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時5.0190%前後と2007年6月以来の高水準を記録した。
(中村)