米国債市場概況・13日 10年物国債利回り、3.57%に低下
13日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅に3日続伸。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.13%低い(価格は高い)3.57%で終えた。米銀2行の経営破綻を受けて金融システムリスクへの警戒が広がると、投資家がリスク回避姿勢を強め相対的に安全資産とされる米国債に買いが集まった。利回りは一時3.4119%前後と2月3日以来の低水準を付けた。
なお、市場では「米連邦準備理事会(FRB)が利上げ継続に慎重になる」との見方が強まり、米金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが急低下。一時3.9350%前後と昨年9月21日以来の低水準を付けた。
(中村)
なお、市場では「米連邦準備理事会(FRB)が利上げ継続に慎重になる」との見方が強まり、米金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが急低下。一時3.9350%前後と昨年9月21日以来の低水準を付けた。
(中村)