米国債市場概況・15日 10年物国債利回り、3.45%に低下
15日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅に反発。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.24%低い(価格は高い)3.45%で終えた。経営不振が続くスイスの金融大手クレディ・スイス・グループの株価が急落すると、金融システム不安が再燃。投資家がリスク回避姿勢を強め相対的に安全資産とされる米国債に買いが集まった。利回りは一時3.3803%前後と2月3日以来の低水準を付けた。
(中村)
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