東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 23日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では130.78円と12時時点(130.67円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。米2年債利回りが3.87%台まで低下したことで、一時130.42円まで下値を広げた。しかし、ダウ先物が上昇し、日経平均株価も下げ幅を縮小したことで、130.85円前後まで反発した。
 
 ユーロドルは強含み。15時時点では1.0904ドルと12時時点(1.0895ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米2年債利回りが3.87%台まで低下したことで、一時1.0911ドルまで上値を伸ばした。

 ポンドドルも、本日のイングランド銀行金融政策委員会(MPC)での利上げ観測やタカ派的な議事要旨への警戒感から、1.2333ドルまで上値を伸ばし、昨日の高値1.2335ドルに迫った。

 ユーロ円は15時時点では142.61円と12時時点(142.37円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に連れ安となり、一時142.19円まで下値を広げたものの、ユーロドルの上昇を受けて反発した。

 オセアニア通貨はドル安の地合いを受けて堅調に推移した。豪ドル/ドルは、0.6746ドル、NZドル/ドルも0.6288ドルまで上値を伸ばした。
 豪ドル円も88.21円、NZドル円は82.23円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.42円 - 131.49円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0911ドル
ユーロ円:142.19円 - 142.80円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。