ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では130.46円と22時時点(130.16円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。19時過ぎに一時129.64円と2月3日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。一時は3.2799%前後と昨年9月13日以来約半年ぶりの低水準を記録した米10年債利回りが3.37%台まで戻したことでドル円にも買いが入った。3月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことも相場の支援材料となり、一時130.73円付近まで値を上げた。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0750ドルと22時時点(1.0749ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに一時1.0713ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。

 ユーロ円は24時時点では140.24円と22時時点(139.91円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の持ち直しにつれた買いが入り、一時140.64円付近まで下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.64円 - 130.94円
ユーロドル:1.0713ドル - 1.0839ドル
ユーロ円:139.07円 - 141.85円

(中村)
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