18日の主な要人発言(時間は日本時間)

18日10:40 豪準備銀行(RBA)議事要旨
「金融政策のタイムラグで、経済に及ぼす完全な影響はまだ観察されていない」
「金融政策が短期間ですでに大幅に引き締められていたことに基づいて利上げ停止を決定」
「今後の理事会で金融政策を引き締める必要がある可能性を明確にすることが重要」
「将来の政策金利の決定は世界経済の動向や家計支出の傾向、インフレと労働市場の見通しに依存する」
「4月会合では利上げも検討」

18日10:45 内田日銀副総裁
「中銀が債務不履行になることはない」
「財務上で政策遂行能力が損なわれることはない」
「財務健全性に留意し、適切な政策運営で通貨信認の確保は可能」

18日11:11 植田日銀総裁
「国債購入は政府による財政資金調達を目的としない」
「国債買い入れは2%の物価安定目標を実現するため」
「共同声明の考え方は適切であり、直ちに見直す必要はない」
「国債償還ルール見直しの場合の影響は、予め想定は難しい」
「国債購入は、政府による財政資金調達を目的としない」
18日15:43
「物価・賃金の上昇で良い芽が出始めている」
「時間はかかるが、物価安定目標に近づいている」
「物価目標達成ならば、企業や家計は生産性向上の努力が可能になる」
「人への投資で成長力が高まり、果実として賃上げが重要」
「持続的な賃上げが日本経済にとってプラスになる」
「政府との意見交換を密にして、適切な政策を追求する」

18日16:18 中国外務省報道官
「G7外相声明は中国を中傷している」
「一連の発言は傲慢と偏見を示している」

18日22:17 ブラード米セントルイス連銀総裁
「制限的な政策金利は5.5%から5.75%の範囲と見込む」
「インフレ率の明確な進展が見られないことは、金利が上昇し続ける必要があることを意味する」
「広範な問題を引き起こす銀行ストレスのリスクは減少したようだ」

19日00:11 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「あと1回の利上げを予想」
「インフレ率は高すぎる」
「金融政策にはまだやるべきことがある」
「基本的な見方は、次の利上げ後に金利を据え置くこと」
「利上げが終了すれば、FRBはかなりの期間、金利水準を維持すると予想」
「インフレ率が目標値に戻るにはしばらく時間がかかるだろう」

19日00:20 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「ECBは5月に利上げすべき」
「5月の利上げ幅についてはまだコミットしない」
「ユーロ圏経済はリセッションに陥らないだろう」

19日01:12 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「インフレ率はさらなる低下が予想される」
「これまでの政策金利の引き上げは効果を発揮し、需要を抑制」
「インフレ率が2%の目標に完全に戻るのは2024年末と予想」
「インフレ予測に関するリスクはおおむね均衡しているが、上振れリスクを懸念」
「需要が強すぎるため、弱い成長が必要」
「失業率が上昇して需要が鈍化する必要がある」

※時間は日本時間


(中村)
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