ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、もみ合い

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。2時時点では134.38円と24時時点(134.43円)と比べて5銭程度のドル安水準。米10年債利回りが3.50%台まで低下したこともあり、ドル円は連れて下押しする場面があった。しかしながら、米金利に連れる動きは限定的で、134円前半を中心にもみ合い。

 ユーロドルは堅調。2時時点では1.1034ドルと24時時点(1.1029ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間に発表された欧州の経済指標が上振れたことや、米金利の低下が支えとなり、24時前につけた日通し高値に近い水準で堅調に推移している。なお、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事は「来週の理事会で0.50%の利上げの可能性を排除せず」と発言した一方で、 ビルロワドガロー仏中銀総裁は「利上げは規模と回数を制限する必要がある」と発言した。

 ユーロ円は底堅い。2時時点では148.27円と24時時点(148.26円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。すでに2014年12月以来となる水準まで上昇したことで、更に買い上げるほどの勢いはないが、依然として底堅さを維持している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.89円 - 134.73円
ユーロドル:1.0966ドル - 1.1037ドル
ユーロ円:147.12円 - 148.47円


(松井)
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