NY株見通し-上値の重い展開か 経済指標は3月個人消費支出 (PCE) 価格指数に注目
今晩のNY市場はインフレ指標に注目。昨日は予想を上回る決算や強い見通しを発表したメタ・プラットフォームズが2桁高となり、ハイテク株の上昇をけん引したほか、米1-3月期GDP速報値が小幅な伸びにとどまったことで先行きの利上げ打ち止め期待も支援となった。ダウ平均とS&P500が3日ぶりに反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.43%高と大幅に2日続伸した。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したアマゾン・ドット・コムが時間外取引で一時7%超上昇したが、クラウド事業の減速見通しが嫌気され約2%下落して終了した。一方、インテルは売上高と利益が予想を上回ったことで時間外で約5%上昇した。
今晩の取引ではアマゾン株の下落がハイテク株の重しとなることが予想される中、先行きの利上げ見通しを巡り、経済指標が焦点となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する3月個人消費支出 (PCE) 価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前年比+4.5%と前月分の+4.6%から伸び率の鈍化が予想されており、予想通りの結果となれば利上げ打ち止め期待の高まりが相場の支援となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは3月個人消費支出 (PCE) 価格指数のほか、3月個人所得・個人所得、4月シカゴ地区購買部協会景気指数、4月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先期・5年先期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にエーオン、チャーター・コミュニケーション、ニューウェル・ブランズ、シェブロン、エクソン・モービルなどが発表予定。(執筆:4月28日、14:00)
今晩の取引ではアマゾン株の下落がハイテク株の重しとなることが予想される中、先行きの利上げ見通しを巡り、経済指標が焦点となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する3月個人消費支出 (PCE) 価格指数は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコア指数が前年比+4.5%と前月分の+4.6%から伸び率の鈍化が予想されており、予想通りの結果となれば利上げ打ち止め期待の高まりが相場の支援となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは3月個人消費支出 (PCE) 価格指数のほか、3月個人所得・個人所得、4月シカゴ地区購買部協会景気指数、4月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先期・5年先期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にエーオン、チャーター・コミュニケーション、ニューウェル・ブランズ、シェブロン、エクソン・モービルなどが発表予定。(執筆:4月28日、14:00)