ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、頭重い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重かった。24時時点では135.05円と22時時点(135.19円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたタイミングで円売り・ドル買いが強まると、アジア時間の高値135.32円を上抜けて一時135.36円まで値を上げた。ただ、米10年債利回りが再び低下に転じると失速した。

 ユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0956ドルと22時時点(1.0950ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.0941ドルと日通し安値を付けたものの、米長期金利が低下に転じると下げ渋った。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では147.96円と22時時点(148.03円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.72円 - 135.36円
ユーロドル:1.0941ドル - 1.1006ドル
ユーロ円:147.89円 - 148.69円

(中村)
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