ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、買い戻し

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。4時時点では135.14円と2時時点(134.71円)と比べて43銭程度のドル高水準だった。米金利が再び上昇幅を拡大したことに伴い、2時前につけた134.66円付近を下値に135.10円台まで買い戻しが入った。3時には米連邦準備理事会(FRB)が2023年第1四半期の融資担当者調査(SLOOS)を公表。融資基準の厳格化および商業・産業向け貸し出し需要の軟化が報告されたが、相場への影響は限定的だった。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.1006ドルと2時時点(1.1027ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇とともに全般ドル買いが進むなか、一時1.1005ドルまで本日安値を更新した。

 ユーロ円は4時時点では148.73円と2時時点(148.54円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて148.70円台までやや下値を切り上げた。もっとも、ユーロドルが下落した影響も受けたことから戻りは限られている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:134.64円 - 135.30円
ユーロドル:1.1005ドル - 1.1054ドル
ユーロ円:148.46円 - 149.27円

(岩間)
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