9日の主な要人発言(時間は日本時間)

9日05:21 イエレン米財務長官
「デフォルトは米国にとって大きな打撃に。議会が債務上限を引き上げることが不可欠」
「経済状況や金融システムを維持するためには、債務上限の引き上げが唯一の手段」

9日08:51 鈴木財務相
「米銀行破綻に伴う信用不安、強い警戒感を持って注視」
「日本の金融システムは総体として安定している」

9日09:12 植田日銀総裁
「レビュー期間も経済・物価次第で必要な政策を実施する」
「為替はファンダメンタルズ反映し安定推移が重要」
「レビュー、特定の政策運営を念頭に実施しない」
「政策レビューでは、様々な政策の効果や副作用も幅広く点検していきたい」
「賃金上昇率は基調的に高まっていくが、こうした見通しにはいろいろな不確実性ある」

9日16:11 カザークス・ラトビア中銀総裁
「利上げは7月で終わらない可能性」
「2024年の利下げは著しく時期尚早」

9日22:12 ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)理事
「経済が成長を続けている間、インフレ率は低下するだろう」
「銀行システムは健全で回復力がある」
「銀行は融資基準を引き上げ始めた。これは米国が経済サイクルのどこにいるかを示す典型的な例」

9日22:14 ナーゲル独連銀総裁
「金利をさらに引き上げるべき」
「ECBのターミナルレートについて市場が常に正しいとは限らない」

10日01:20 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「6月FOMCについてはデータに依存する必要」
「インフレは高すぎる」
「今年利下げする理由は見当たらない」
「金利決定は会合ごとに行う」
「追加利上げが適切な場合は、実施する」
「信用のさらなる引き締りの兆候が見られる」
「信用条件の厳格化による影響は不確実」
「インフレへのリスク、雇用見通しはバランスが取れている」
「住宅を除くコアサービスのインフレは依然として高い」

10日01:38 米共和党のマッカーシー下院議長
「9月末までの債務上限引き上げに反対」

10日02:23 米ホワイトハウス
「短期的な債務上限の延長は我々の計画ではない」

10日03:18 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「インフレを目標水準に戻すためにさらに多くのことをしなければならない」
「市場が想定している年末までに利下げを行う可能性は著しく低い」

※時間は日本時間


(中村)
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