ドル円 138.29円までじり安、この後日銀総裁発言に要警戒

 ドル円は138.29円までじり安。本邦の全国消費者物価指数(CPI)のコアコア(生鮮食料品・エネルギー除く)指数がやや予想よりも低下したが、コア(生鮮食料品除く)は市場予想通りの前年比+3.4%となった。日銀が4月展望リポートで示した2023年度のコアCPI見通しは、前年比+1.8%だったことで、本邦10年債利回りが0.40%近辺まで上昇していることが、ドル円の重しになっている。
 なお、植田日銀総裁がこの後9時40分より衆院財務金融委員会に出席することで、CPIの結果についての発言には要警戒となる。

(松井)
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