東京外国為替市場概況・12時 ドル円、再び年初来高値を更新

 23日の東京外国為替市場でドル円は再び年初来の高値を更新した。12時時点では138.70円とニューヨーク市場の終値(138.60円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。仲値終了後に断続的にドル買いが持ち込まれ、朝方につけた138.80円も上回って138.87円まで上げ幅を拡大。米金利の高止まり、堅調な日本株を受けたリスクオンの円売りなどに後押しされた。ただ一巡後は利食い売りに押され、138.70円付近まで上値を切り下げている。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では149.94円とニューヨーク市場の終値(149.87円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。強い日本株を眺めながらリスク志向地合いが強まり、150.06円まで上値を伸ばした。ほか豪ドル円が92.35円、NZドル円も87.31円までオセアニア通貨高・円安が進行した。

 ユーロドルは12時時点では1.0810ドルとニューヨーク市場の終値(1.0813ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇につれて1.0803ドルまで下押す場面があった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.43円 - 138.87円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0821ドル
ユーロ円:149.72円 - 150.06円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。