欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 22日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では138.42円と20時時点(137.97円)と比べて45銭程度のドル高水準だった。ブラード米セントルイス連銀総裁の発言「今年あと2回の利上げを予想」や米10年債利回りが一時3.70%台まで上昇したことで、一時138.50円まで上値を伸ばした。
 なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「6月に利上げするか休止するかは際どい判断」と述べた。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0819ドルと20時時点(1.0822ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドイツ10年債利回りが上昇過程をたどったことで、一時1.0831ドルまで上値を伸ばしたものの、米10年債利回りの上昇で1.0816ドル前後へ反落するなど、狭いレンジ内でもみ合い。
 
 ユーロ円は22時時点では149.76円と20時時点(149.31円)と比べて45銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇を受けて一時149.90円まで連れ高に推移した。また、豪ドル円は91.97円、NZドル円は87.00円、ポンド円は172.58円、加ドル円は102.57円まで上値を伸ばした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.50円 - 138.50円
ユーロドル:1.0796ドル - 1.0831ドル
ユーロ円:148.84円 - 149.90円


(山下)
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