東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 23日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では138.58円と12時時点(138.70円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が利益確定売りに押されてマイナス圏に転落すると、投資家のリスク志向が後退。午前に138.87円まで年初来高値を更新した後とあって、ドル円の利食い売りも誘発し一時138.36円まで失速した。ただ、その後は日経平均の売り一服に伴って138.60円台まで下げ渋った。

 ユーロ円は売り一服。15時時点では149.77円と12時時点(149.94円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。日本株の急落につれて円買いが強まり、一時149.56円まで本日安値を更新した。もっとも、その後はドル円と同様に下げ渋っている。

 ユーロドルは15時時点では1.0807ドルと12時時点(1.0810ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。株安によるリスクオフの売りに押されて1.0800ドルまで下落したが、昨日安値の1.0796ドル手前では下げ止まった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.36円 - 138.87円
ユーロドル:1.0800ドル - 1.0821ドル
ユーロ円:149.56円 - 150.06円


(岩間)
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