東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上昇一服

 20日の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。15時時点では155.70円と12時時点(155.81円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。10時前後に155.94円で上伸が頭打ちとなって失速した流れが午後に入っても続くと、155.60円台まで押し戻された。なお、本邦10年債利回りが0.97%台で高止まりが続いた。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.0880ドルと12時時点(1.0874ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.0883ドルまで上昇してわずかに日通し高値を更新するも、手掛かり材料難の中では上伸は限定的となった。なお、時間外の米10年債利回りは主に4.41%台で方向感が定まらなかった。

 ユーロ円はもみ合い。15時時点では169.40円と12時時点(169.43円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げを眺めて169.30円台まで下押しするも、続かず。その後はユーロドルが小幅高となった事もあり、169.40円台を中心としたもみ合いとなった。
なお、日経平均が後場に入り上げ幅を縮小したが反応は薄かった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.48円-155.94円
ユーロドル:1.0863ドル-1.0883ドル
ユーロ円:168.99円-169.58円

(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。