予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
15日
(時間は日本時間)
国内
08:50 | ◇ | 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース、2週分) |
海外
06:40 | ◎ | デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演 |
10:30 | ◎ | 4月豪雇用統計(予想:失業率4.1%/新規雇用者数2.25万人) |
15:00 | ◇ | 4月独卸売物価指数(WPI) |
15:00 | ☆ | 3月英国内総生産(GDP、予想:前月比横ばい) |
15:00 | ☆ | 1-3月期英GDP速報値(予想:前期比0.6%/前年比1.2%) |
15:00 | ◎ | 3月英鉱工業生産(予想:前月比▲0.5%/前年比▲0.8%) |
15:00 | ◎ | 3月英製造業生産高(予想:前月比▲0.7%) |
15:00 | ◇ | 3月英商品貿易収支/英貿易収支(予想:190.00億ポンドの赤字/19.50億ポンドの赤字) |
15:00 | ◎ | 1-3月期ノルウェーGDP |
15:30 | ◇ | 4月スイス生産者輸入価格 |
15:45 | ◇ | 4月仏消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比0.5%/前年比0.8%) |
16:00 | ◎ | チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演 |
18:00 | ☆ | 1-3月期ユーロ圏GDP改定値(予想:前期比0.4%/前年比1.2%) |
18:00 | ◎ | 3月ユーロ圏鉱工業生産(予想:前月比2.0%/前年比2.5%) |
19:15 | ◎ | デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演 |
21:00 | ◎ | 3月ブラジル小売売上高(予想:前年同月比▲0.7%) |
21:15 | ◇ | 4月カナダ住宅着工件数(予想:22.62万件) |
21:30 | ◇ | 3月カナダ製造業出荷(予想:前月比▲1.9%) |
21:30 | ◇ | 3月カナダ卸売売上高(予想:前月比▲0.3%) |
21:30 | ◎ | 4月米卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.2%/前年比2.5%) |
◎ | 食品とエネルギーを除くコア指数(予想:前月比0.3%/前年比3.1%) | |
21:30 | ☆ | 4月米小売売上高(予想:前月比横ばい/自動車を除く前月比0.3%) |
21:30 | ◎ | 5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:▲8.0) |
21:30 | ◎ | 5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:▲11.2) |
21:30 | ◎ | 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:22.8万件/189.0万人) |
21:40 | ☆ | パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、講演 |
22:15 | ◎ | 4月米鉱工業生産(予想:前月比0.1%) |
◇ | 設備稼働率(予想:77.8%) | |
23:00 | ◎ | ディングラ英中銀MPC委員、講演 |
23:00 | ◇ | 3月米企業在庫(予想:前月比0.2%) |
23:00 | ◎ | 5月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数(予想:40) |
16日
03:05 | ◎ | バーFRB理事、あいさつ |
04:00 | ◎ | メキシコ中銀、政策金利発表(予想:8.50%に引き下げ) |
〇NATO非公式外相会合(トルコ、最終日) | ||
〇ウクライナとロシアが直接協議(トルコ) |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
レジスタンス2 | 148.65(5/12高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 147.67(5/14高値) |
前日終値 | 146.75 |
サポート1 | 145.51(日足一目均衡表・転換線) |
サポート2 | 144.27(日足一目均衡表・基準線) |
レジスタンス2 | 1.1336(5/8高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 1.1266(5/14高値) |
前日終値 | 1.1175 |
サポート1 | 1.1101(ピボット・サポート2) |
サポート2 | 1.1065(5/12安値) |
本日の東京外国為替市場のドル円は、来週の日米財務相会談での為替協議への警戒感から上値が重い展開が予想される。
昨日は、「米韓政府高官は今月5日に為替について協議した」との報道を受けて韓国ウォンが対ドルで急騰し、ドル円は145.61円まで下落した。5月5日には「米国と台湾が為替協議をした」との噂から台湾ドルが対ドルで急騰し、ドル円も143.54円まで下落した。
加藤財務相は、来週20-22日にカナダで開催されるG-7財務相・中央銀行総裁会議で、日米財務相会談をセッティングして、ベッセント米財務長官と為替協議を行う、と述べている。
先月開催された日米財務相会談では、為替に関する協議はなかった、とのことだが、新聞報道では、ベッセント財務長官が「ドル安・円高が望ましい」と述べ、トランプ米大統領の意向に沿って為替水準への強い懸念を表明した模様、と報じられた。加藤財務相と三村財務官は新聞報道を否定したものの、ベッセント米財務長官は「加藤財務相との会談は建設的であり、為替協議も継続していきたい」と述べていた。
関係者によると、トランプ政権の経済チームで為替問題への対応を担っているのはベッセント財務長官ただ1人で、貿易相手国・地域との通貨政策の協議を他の政権高官に委ねることはしていない。為替問題はベッセント氏が出席する場でのみ交渉される、とのことである。来週の日米財務相会談では、加藤財務相がベッセント米財務長官と為替協議を示唆していることで、今後の関連ヘッドラインに警戒しておきたい。
10時30分に発表される4月豪雇用統計では、失業率は予想4.1%で3月から変わらず、新規雇用者数は+2.25万人で3月+3.22万人から減少が見込み。なお、昨日発表された1-3月期豪賃金指数は前期比0.9%の上昇だった。
先週までは、5月19-20日の豪準備銀行(RBA)理事会での0.25%の利下げが織り込まれ、年内には5-6回の利下げが見込まれていたが、先週末に米中貿易合意が締結されたことで、現時点では2-3回程度に留まっている。
RBA理事会議事要旨(3月31-4月1日開催分)では、「5月の会合はインフレや賃金、労働市場、経済活動の動向に関する追加データ、最新の経済予測、そして世界貿易政策の今後の展開に関する追加情報を得た上で、金融政策設定を見直す適切なタイミング」と言及されていた。
この「世界貿易政策の今後の展開に関する追加情報」である米中貿易合意を受けて、豪準備銀行は、本日の4月雇用統計などに集中できることになった。