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ドル・円相場:1ドル=155.60円(28日15時時点比▲0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.26円(▲0.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0428ドル(▲0.0008ドル)
FTSE100種総合株価指数:8533.87(前営業日比△30.16)
ドイツ株式指数(DAX):21430.58(△148.40)
10年物英国債利回り:4.614%(△0.029%)
10年物独国債利回り:2.565%(△0.034%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
主な欧州経済指標
<発表値> <前回発表値>
1月仏消費者信頼感指数
92 89
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
各市場の動き
・ドル円は下値が堅かった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.54%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。24時前に一時155.05円付近まで値を下げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し安値154.49円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。トランプ米政権による関税引き上げへの警戒感が根強い中、米10年債利回りが4.57%台まで上昇したこともドル買い戻しを誘った。1時過ぎには155.76円付近まで持ち直した。
なお、1月米消費者信頼感指数は予想を下回った一方、1月米リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回るなど、強弱入り混じる結果となった。
・ユーロドルはもみ合い。欧米の金融イベントを控える中、様子見ムードが強く大きな方向感は出なかった。ロンドン時間の安値は1.0414ドル、高値は1.0444ドルで値幅は0.0030ドル程度だった。
なお、欧州中央銀行(ECB)は30日の定例理事会で利下げを決めるとの予想が多い一方、米連邦準備理事会(FRB)は28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で4会合ぶりに利下げを見送るとの見方が優勢だ。
・ユーロ円は下値が堅かった。日本時間夕刻に一時162.70円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げ、24時前には161.76円付近まで値を下げた。ただ、アジア時間に付けた日通し安値161.58円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。0時30分前には162.45円付近まで下げ渋った。前日に急落した米ナスダック指数が反発すると、投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ円売り・ユーロ買いを誘った面もあった。
・ロンドン株式相場は続伸。前日に急落した米ナスダック指数先物が反発したことで、投資家心理が改善し買いが優勢となった。ただ、明日29日のFOMC結果公表を前に、様子見ムードも強かった。コンパス・グループやネクストなど一般消費財サービスが買われたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値上がりした。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。前日に急落した米ナスダック指数の先物が反発すると投資家心理が改善し、独株にも買いが波及した。個別では好決算を公表したザルトリウスが11.47%の大幅高となったほか、シーメンス・エナジー(7.53%高)やドイツテレコム(3.22%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。