24日の主な要人発言(時間は日本時間)

24日11:05 ニュージーランド準備銀行(RBNZ)声明
「インフレ率を目標範囲に確実に戻すために金利は当面制限的な水準にとどまる必要がある」
「インフレ期待の指標とともに、インフレはピークから低下し続けると予想」
「金利を5.25%に据え置くか、5.50%に引き上げるかについて議論した」
「5対2の票決によって利上げを決定」
「金利を当面は抑制的な水準に維持する必要があるとのコンセンサスに達した」

24日12:15 オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「委員会が政策決定について採決を行ったのは今日が初めて」
「最新のデータは満足のいくものだった」
「しばらくは制限的な金融政策を維持すると予想」
「据え置きか利上げかは難しい決定だった」

24日17:57 ゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)専務理事
「ドルの準備通貨における急速な変化は予想しない」

24日22:21 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「政府は今年インフレ目標を達成できると見通し」
「インフレ目標達成という我々のコミットメントは絶対」
「我々は食料とコアインフレに焦点を当てる必要」
「食料インフレの低下には予想より時間がかかっている」
「エネルギー価格が食料インフレに寄与」
「インフレ期待は低下している」
「労働市場は逼迫」

24日22:48 米共和党交渉担当者の1人であるグレイブス下院議員
「(バイデン政権との債務上限問題を巡る)交渉は進展なし」

24日23:18 イエレン米財務長官
「早ければ6月1日にも財務省の資金が枯渇する可能性が高い」
「6月初めまでに資金が枯渇する可能性が非常に高い」
「より正確な時期に関する最新情報を近く議会に説明する」

25日00:51 米共和党のマッカーシー下院議長
「多くの点で依然として大きな隔たりがある」
「増税はしないことをバイデン大統領に話した」
「債務交渉での合意を求める」
「デフォルト対応は策定しない」
「我々は今日、進展させることができる」
「我々は多くの譲歩を提示してきた」
「債務協議で依然として大きな隔たりはあるが妥結は可能」
「我々は諦めない。デフォルトにはならない」

25日01:14 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「今後のデータは6月の利上げを裏付ける可能性がある」
「6月か7月の利上げを支持する可能性」
「コアインフレの進展の欠如を懸念」
「インフレが明らかに抑制されるまで利上げ停止しない」
「FRBが6月に利上げをするか見送るかはデータ次第」
「雇用市場は非常に逼迫しており、インフレ率は高い」

25日03:05 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(5月2-3日分)
「追加利上げ支持に関して当局者の意見は分かれた」
「数人の当局者は経済が現在の見通しに沿って進展すれば、今回の会合後に政策をさらに固める必要はないかもしれないと指摘」
「一部の当局者は追加の政策強化が正当化されると指摘」
「当局者らはインフレ率が依然として容認できないほど高いことに同意」
「スタッフは今年末近くに緩やかな景気後退に陥る可能性があると予想」
「複数の当局者は債務上限危機への対応準備について議論」
「当局者は5月会合での追加利上げに不確実性を認識」
「当局者は時宜にかなった債務上限引き上げが不可欠と判断」

25日03:52 米ホワイトハウス報道官
「米債務上限を巡る交渉は依然として建設的」
「デフォルトを阻止することは譲歩ではない」

※時間は日本時間


(中村)
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