19日の主な要人発言(時間は日本時間)

19日10:06 植田日銀総裁
「(米債務上限問題)米国債デフォルトなら世界経済に甚大な影響」
「経済・物価・金融情勢に応じ機動的に対応」
「金融市場安定に努める」
「金融機関の担保は確認している」
「いざという時の資金供給に問題ない」
「現在はしっかりと金融緩和を続けていくことが必要」
「粘り強く金融緩和を継続していく姿勢は不変」
「必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」
「拙速な政策転換により、2%達成の芽を摘んでしまう場合のコストが極めて大きい」
「出口に向けた金融緩和の修正は時間をかけて判断していくことが適当」
「緩和の副作用だけ評価するのではなく、経済・物価への効果どの程度打ち消しているかが重要」
「消費者物価の前年比、今年度半ばにかけ2%下回る水準までプラス幅縮小」
「物価は需給ギャップによって決まってくる」
「01年導入の量的緩和政策、経済への刺激効果は限定的にとどまった」

19日12:07 ホワイトハウス
「債務上限協議は着実に前進している」
「デフォルト回避へ議会が行動を取ると確信している」
20日01:15
「予算の話し合いが困難になるだろう」
「予算に関して両者間に実質的な相違がある」
「超党派の債務解決策に向けて一生懸命取り組んでいる」

19日12:07 ラガルドECB総裁
「ECBは、インフレ率を2%に下げるため必要な決断下す」
「政策金利は依然として持続的に高水準である必要がある」
「インフレが緩和し始まるか重要な局面にある」

19日22:47 G7首脳
「中国の核戦力増強は世界や地域の安定にとって懸念」
「イランに対し核エスカレーション停止を強く求める」

20日00:06 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「金利を十分に景気抑制的な水準にする」
「ECBはユーロ圏の銀行に流動性を供給するツールを持つ」
「ECBはインフレ率を目標に戻すために行動を続ける」
「ECBは必要なことは何でもやり続けることができる」
「金利についてまだやるべきことがある」
「(金利)高水準でしばらく据え置く必要」

20日00:08 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「物価の安定は好調な経済の基盤」
「インフレ率は目標の2%を遥かに上回っている」
「インフレを抑制できなければ痛みが長引く」
「FOMCはインフレ率を2%に戻すことに強くコミット」
「高インフレが重大な困難をもたらすことを強く認識」
「信用不安を考慮すると、金利は十分に高く上昇する必要がない可能性」
「FRBは最近までさらなる引き締めを期待していた」
「さらなる引き締めについては現時点では何も決まっていない」

20日00:14 イエレン米財務長官
「銀行幹部らにさらに合併が必要な可能性を伝えた」

20日01:37 米共和党のマッカーシー下院議長
「昨年を下回る歳出が望ましい」
「バイデン大統領とは話していない」
「(債務上限交渉について)何も進展していない」

※時間は日本時間


(中村)
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