東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 30日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では140.22円とニューヨーク市場の終値(140.45円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。9時過ぎには140.53円まで上昇したが、連休明けの時間外の米10年債利回りが3.75%台まで低下したことでドルが弱含む展開に。ドル円は日経平均が軟調な動きを見せたことや、実需からの売りも重しになり10時過ぎには140.13円まで下値を広げた。また、5・10日(ゴトー日)のドル買い期待が強かったが、ドル不足も限られたこともドル円ロングの投げにつながった。
 
 ユーロドルは小幅高。10時時点では1.0714ドルとニューヨーク市場の終値(1.0706ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。1.0700ドル手前の底堅さを確認すると、米金利の低下によるドル売りも誘い1.0720ドルまで小幅に買われた。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では150.22円とニューヨーク市場の終値(150.37円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円の動きに連れた動きになったが、株安の影響もあり上値が重い。東京仲値にかけては売りが強まり一時ユーロ円は150.13円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.13円 - 140.53円
ユーロドル:1.0704ドル - 1.0720ドル
ユーロ円:150.13円 - 150.57円

(松井)
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