ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では139.79円と22時時点(139.82円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。5月米消費者信頼感指数が102.3と予想の99.0を上回ったことが伝わると140.11円付近まで買い戻しが入ったが、すぐに失速。米長期金利が大幅に低下するなか、ダウ平均の下落を受けてクロス円が下げた影響も受けて23時30分過ぎには一時139.57円と本日安値を付けた。一方、26日安値の139.50円がサポートとして意識されると139.80円台まで下げ渋っている。

 ユーロ円も頭が重い。24時時点では149.95円と22時時点(149.92円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が140円台を回復したタイミングで150.20円台まで持ち直したが、ドル円が再び下げたほか、米国株安を受けて149.80円台まで押し戻された。

 ユーロドルは24時時点では1.0727ドルと22時時点(1.0722ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.07ドル台前半を中心に方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:139.57円 - 140.93円
ユーロドル:1.0673ドル - 1.0747ドル
ユーロ円:149.75円 - 150.63円


(越後)
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