ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下落
5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落。24時時点では139.66円と22時時点(140.17円)と比べて51銭程度のドル安水準だった。5月米サービス部門PMI改定値が54.9と予想の55.1を若干下回ったほか、5月米ISM非製造業指数が50.3と予想の52.2より弱い内容だったことが分かると、米長期金利の低下とともにドル売りが先行。オセアニア時間に付けた日通し安値139.91円を下抜けて一時139.25円まで値を下げた。米10年債利回りは3.75%台から3.65%台まで急低下した。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.0710ドルと22時時点(1.0678ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標が相次いだことを受けて全般ドル売りが進行。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が「物価圧力は依然として強い」と述べたほか、ナーゲル独連銀総裁が「基調的なインフレ圧力はあまりに高すぎる」「まだ数回の利上げが必要」などと発言したこともユーロ買いを促し、一時1.0722ドルまで値を上げた。
ユーロ円は小安い。24時時点では149.58円と22時時点(149.68円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出て一時149.23円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルの上昇につれた買いも入ったため下値は限定的だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.25円 - 140.45円
ユーロドル:1.0675ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:149.23円 - 150.20円
(中村)
ユーロドルは強含み。24時時点では1.0710ドルと22時時点(1.0678ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標が相次いだことを受けて全般ドル売りが進行。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が「物価圧力は依然として強い」と述べたほか、ナーゲル独連銀総裁が「基調的なインフレ圧力はあまりに高すぎる」「まだ数回の利上げが必要」などと発言したこともユーロ買いを促し、一時1.0722ドルまで値を上げた。
ユーロ円は小安い。24時時点では149.58円と22時時点(149.68円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出て一時149.23円と日通し安値を付けたものの、ユーロドルの上昇につれた買いも入ったため下値は限定的だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.25円 - 140.45円
ユーロドル:1.0675ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:149.23円 - 150.20円
(中村)