ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、堅調

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。2時時点では139.89円と24時時点(139.65円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。米・中長期金利が上昇幅を拡大し、ドル買いの勢いが更に強まった。2時過ぎには139.92円までドル高・円安が進行した。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0710ドルと24時時点(1.0723ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米金利先高観の強まりが重しとなり、1.0709ドルまでユーロ安ドル高に傾いた。また、ポンドドルも1.2449ドルまで下値を広げている。

 ユーロ円は底堅い。2時時点では149.82円と24時時点(149.76円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。上げ幅を拡大した米株を眺めてリスク志向の円売りが意識され、1時30分前に149.92円まで日通し高値を更新。もっとも弱いユーロドルの影響も受け、一巡後は149円後半でもみ合った。
 他、豪ドル円が2月22日以来の高値となる92.52円まで買われ、カナダドル円も昨年11月以来の104円台に乗せて104.10円まで上値を伸ばしている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.61円 - 139.92円
ユーロドル:1.0709ドル - 1.0779ドル
ユーロ円:149.25円 - 149.92円


(小針)
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