ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では138.94円と22時時点(139.09円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米利上げ観測が後退するなか、米長期金利の低下幅拡大を手掛かりに売りが先行。5月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が46.9と予想の47.0をわずかながら下回ると一時138.45円まで下げ足を速めた。ただ、米金利がすぐに低下幅を縮小するとショートカバーが入り一時139円台を回復した。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では149.10円と22時時点(148.94円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円につれた動きとなり、一時148.63円まで下落したが、その後は149.20円台まで切り返した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0731ドルと22時時点(1.0708ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けて1.0742ドルまで上昇し、その後の下値も限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.45円 - 139.95円
ユーロドル:1.0662ドル - 1.0742ドル
ユーロ円:148.63円 - 149.68円


(越後)
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