ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、持ち直す

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は持ち直した。24時時点では139.81円と22時時点(139.15円)と比べて66銭程度のドル高水準だった。5月米消費者物価指数(CPI)の下振れを受けて一時139.01円と日通し安値を付けたものの、節目の139.00円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。23時過ぎに一時139.95円と米CPI発表直後に付けた日通し高値に面合わせした。一時は3.67%台まで低下した米10年債利回りが3.78%台まで上昇したことも相場の支援材料。

 ユーロドルは上値が重かった。24時時点では1.0802ドルと22時時点(1.0814ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。21時30分過ぎに一時1.0823ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が上昇に転じると徐々に上値を切り下げた。

 ユーロ円は堅調。24時時点では151.02円と22時時点(150.48円)と比べて54銭程度のユーロ高水準。ドル円の持ち直しや米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て一時151.05円と本日高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.01円 - 139.95円
ユーロドル:1.0756ドル - 1.0823ドル
ユーロ円:150.04円 - 151.05円


(中村)
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