東京外国為替市場概況・17時 ドル円、頭重い

 20日午後の東京外国為替市場でドル円は頭が重い。17時時点では141.77円と15時時点(142.04円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。142円台で定着できず、時間外の米10年債利回りが3.78%付近まで上昇幅を縮めると売り圧力が高まった。一時141.62円付近まで下げ、本日安値の141.58円に接近した。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.0943ドルと15時時点(1.0926ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小をきっかけにドル安が進行。一時1.0946ドルと昨日高値に面合わせした。

 ユーロ円は17時時点では155.14円と15時時点(155.20円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため一進一退の動きに。一時155.38円と日通し高値を付けた後154.70円台まで失速する場面も見られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.58円 - 142.25円
ユーロドル:1.0911ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:154.59円 - 155.38円


(越後)
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