ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小幅安

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅安。24時時点では141.82円と22時時点(141.87円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。欧州時間に一時142.00円と昨年11月以来約7カ月ぶりの高値を付けたあとはじりじりと上値を切り下げた。欧州株相場の下落や日経平均先物の失速に伴う円買い・ドル売りが入り、一時141.66円付近まで下押しした。

 ユーロ円も小安い。24時時点では154.91円と22時時点(155.00円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。日欧株価指数の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入ると、一時154.69円付近まで下げる場面があった。

 ユーロドルは小動き。24時時点では1.0923ドルと22時時点(1.0925ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米国がジューンティーンス独立記念日で休場となる中、市場参加者が少なく狭いレンジ取引に終始した。なお、23時発表の6月NAHB住宅市場指数が55と予想の51を上回ったものの、相場の反応は限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.44円 - 142.00円
ユーロドル:1.0907ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:154.66円 - 155.33円

(中村)
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