ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、円売り継続

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は円売りが継続。2時時点では141.85円と24時時点(141.49円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。日銀の大規模な金融緩和策維持を背景に円を売る動きが続いた。ドル円は昨年11月以来7カ月ぶりの高値を141.88円まで更新した。

 ユーロ円も円安推移。2時時点では155.10円と24時時点(154.58円)と比べて52銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に円売りを後押しに2008年9月以来の高値を155.10円まで更新。ポンド円も181.96円、豪ドル円は97.45円、NZドル円は88.29円、カナダドル円は107.54円まで円売りが進んだ。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では1.0933ドルと24時時点(1.0925ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドルが堅調に推移していることが重し。限られたレンジの動きではあるが本日安値圏で推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.85円 - 141.88円
ユーロドル:1.0918ドル - 1.0971ドル
ユーロ円:153.09円 - 155.10円

(関口)
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