ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では139.41円と22時時点(139.69円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。5月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことをきっかけに円買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時139.32円と日通し安値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて、ポジション調整目的のドル売りも出た。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.0855ドルと22時時点(1.0831ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。米インフレ指標の下振れで全般ドル売りが優勢になると、一時1.0856ドルと5月17日以来の高値を付けた。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では151.34円と22時時点(151.30円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.32円 - 140.28円
ユーロドル:1.0774ドル - 1.0856ドル
ユーロ円:150.92円 - 151.38円

(中村)
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