今日の株式見通し-軟調か 休場明けの米国株はさえない動き

 東京市場は軟調か。休場明けの米国株は下落。ダウ平均は245ドル安の34053ドルで取引を終えた。序盤に大きく下げてそこから持ち直したものの、終盤にかけてはダレる展開。水・木曜にパウエルFRB議長の議会証言が控える中、リスク回避の売りに押された。米国の長期金利は低下。ドル円は足元141円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて235円安の33105円、ドル建てが170円安の33170円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押されると予想する。きのう日中の米株先物は堅調であったことから、ダウ平均が大きめの下げとなったことはネガティブ。日経平均は月曜19日に大幅安となり、火曜20日はプラスで終えたものの、不安定な動きとなった。先高期待よりも高値警戒感の方が強まっており、米国株の下落に対して神経質に反応するだろう。ADRでも多くの銘柄が下落している。CME225先物からは大幅安スタートが想定される分、寄った後は押し目を拾う動きは出てくるとみる。また、心理的節目の33000円はサポートとして機能すると考える。ただ、パウエル議長の発言機会を前にしては、腰の入った買いは入りづらい。場中はダウ平均と似たような動き、すなわち序盤にストンと下げてそこからいくらか戻すものの、戻し切れずに低空飛行といった展開を予想する。日経平均の予想レンジは33000円-33300円
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