ドル円、一時144.47円まで上昇する場面も 日米欧英の中銀総裁によるパネルディスカッション始まる

 ドル円は神経質な動き。日米欧英の中銀総裁によるパネルディスカッションが始まり、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長から「あと2回の利上げが多数派」「政策は制約的だが、十分ではない」などのタカ派的な見解が示された一方で、植田日銀総裁からは「基調的なインフレは目標を下回っている」とこれまで通りハト派的な発言が出たことで日米金融政策の違いを意識した買いが強まり、一時144.47円と昨年11月以来の高値を付けた。
 日銀総裁が「円相場を注視していく」と述べたことで144.10円付近まで失速する場面があったが、その後は144.30円台まですぐに切り返している。

(越後)
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