ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では144.37円と22時時点(144.33円)と比べて4銭程度のドル高水準となった。原油先物相場の上昇を背景に対資源国通貨中心にドル安が進むと、円に対してもドル売りが先行。23時30分過ぎに一時144.21円と日通し安値を付けた。ただ、NY市場が休場となる中、一本調子で下落する展開にはならなかった。前日の安値143.99円がサポートとして意識されると下げ幅を縮めた。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0902ドルと22時時点(1.0900ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米国が独立記念日の祝日で休場となるため、市場参加者が減少。大きな方向感は出なかった。

 ユーロ円は24時時点では157.39円と22時時点(157.32円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。前日の安値157.26円を下抜けて一時157.18円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.21円 - 144.71円
ユーロドル:1.0890ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:157.18円 - 157.91円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。