東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、軟調

※ドル円の部分で一部表現を訂正しました。

 2日午後の東京外国為替市場でユーロ円は軟調。17時時点では156.76円と15時時点(157.10円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。欧州株先物が下げ幅を拡大したことを受けてリスク回避の売りが強まり、16時過ぎには一時156.69円まで値を下げた。一巡後は156.90円台まで下げ渋る場面も見られたが、欧米株価指数が大きく下落するなかで売りが再開すると17時過ぎには156.56円まで売り込まれた。

 ドル円はさえない。17時時点では142.63円と15時時点(142.89円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。欧米株安を背景に円が全面高となった流れに沿って17時過ぎには一時142.44円まで下げ幅を拡大している。

 ユーロドルは17時時点では1.0990ドルと15時時点(1.0994ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。円相場となったため1.09ドル台後半を中心としたもみ合いが続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.44円 - 143.36円
ユーロドル:1.0980ドル - 1.1020ドル
ユーロ円:156.56円 - 157.50円


(越後)
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