欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、戻り一巡

 14日の欧州外国為替市場でユーロドルは戻り一巡。20時時点では1.0944ドルと17時時点(1.0951ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。時間外取引の米10年債利回りの上昇幅縮小の流れがいったん緩みかけたほか、アジアタイムにつけた1.0961ドルが抵抗となり1.0960ドルと同高値目前で伸び悩んだ。

 ドル円は小高い。20時時点では145.01円と17時時点(144.79円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。対ユーロなどのドル持ち直しを支援にドル円も小幅にドル高推移。ダウ先物が90ドル高付近と底堅く、円売りへ傾きやすい状況もあって145円台を回復した。145.07円前後へ上振れる場面もあった。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では158.71円と、17時時点(158.57円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下げ渋りに連動した戻り一巡後も、ドル円が小高く推移する動きに追随。一時158.81円前後と、アジアタイムにつけた158.85円に接近した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.66円 - 145.22円
ユーロドル:1.0926ドル - 1.0961ドル
ユーロ円:158.19円 - 158.85円

(関口)
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