ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ幅拡大

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ幅拡大。2時時点では145.91円と24時時点(146.32円)と比べて41銭程度のドル安水準。低調な米経済指標発表後、米金利の低下が収まらずドルは下げ幅を拡大した。米10年債利回りが今月11日以来となる4.10%台まで低下幅を広げると、ドル円も146円台を割り込み2時過ぎには145.84円まで下げ幅を拡大した。

 ユーロドルは強含み。2時時点では1.0862ドルと24時時点(1.0828ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下により、ユーロドルは2時過ぎには1.0869ドルまで強含んだ。また、ドルはほぼ全面安でポンドドルは1.2636ドル、ドルスイスフランは0.8786フランまでドル売りが進んだ。
 
 ユーロ円はもみ合い。2時時点では158.50円と24時時点(158.45円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。ドル円の投げ売りに連れて158.34円前後まで弱含む場面もあったが、ユーロドルに対してもドル売りが出たことで、ユーロ円は158円半ばでもみ合いになっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.84円 - 147.37円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0869ドル
ユーロ円:158.24円 - 159.06円


(松井)
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