ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値が重い

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では145.84円と2時時点(145.91円)と比べて7銭程度のドル安水準。7年債入札後に米10年債利回りが4.10%台まで低下すると、ドル円は145.77円まで弱含んだ。その後の戻しも浅く、上値が重い展開が続いている。

 ユーロドルは堅調。4時時点では1.0871ドルと2時時点(1.0862ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.0877ドルまでじり高になり底堅さを維持。もっとも、ドル円同様に欧州勢引け後は商いが低調になり、値動きが限られている。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では158.55円と2時時点(158.50円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。ドル円、ユーロドルともに値動きが限られていることで、ユーロ円も158円半ばでのもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.77円 - 147.37円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:158.24円 - 159.06円

(松井)
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